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無添加ヘンプ本麻敷パット

ヘンプ麻って?

ヘンプ麻(大麻・アサ科)はリネン(亜麻・アマ科)やラミー(苧麻・イラクサ科)と同様に麻の優位的機能とも言える吸湿発散性を備えていると同時に、丈夫さもあり、そして最も優れた熱伝導性を備えています。
糸が太くなる分、しなやかさこそリネンより硬くなりますが
これらの機能性がリネンやラミーを上回るデータも確認されているのです。
また、抗菌・防臭効果にも優れ、栽培時にも農薬を撒かなくても虫がつかないのでオーガニック栽培が通例となっているようなのです。≪製品加工時も無添加にしています≫
そんな、地球環境にも人や動物にも優しい素材を使用して贅沢に本麻敷パットを作ってみました。
ヘンプ麻敷パット

体に悪くないの?

大麻って違法な素材じゃないの?とやはり心配されますが、大丈夫です。
確かに現在、日本では栽培するには許認可制となっていて誰でも栽培できるものではありません。
しかし、戦前までは日本でも各地で栽培され昔から馴染みのある植物だったようですが
戦後、GHQによる栽培規制が惹かれ現在に至っています。
そもそも、マリファナなど薬物として悪用されているものとは同じ大麻種ではあっても
成分が違う品種になるというものですし、そうして利用するのは葉や花(穂)となります。
繊維として用いられる部位は茎となりこの部位によっても全く成分は異なり、安全に使用できるというものなのです

ヘンプ本麻敷パットはどんな風に作られているのか?

麻生地織りシャトル織機
当社で作る敷パットは生地も日本製にこだわっております。
それは日本製シャトル式織機へのこだわりです。
ヘンプの生産は日本では規制されておりますので、イタリア産のヘンプ糸を使い、日本で生地にしています。
商品を企画製作していく上でわかってきたこととして、現在出回っている麻生地の多くは中国で作られた生地を使用しているものが多く見られました。製品は日本製となっていて高価な価格がついているものでも生地の制作は中国で行っているものになりますと、製品となってしまっているものからは見分けは付きません。
しかし、生地産地が少なくなった国内において新しい機械を入れ人件費負けするようなことはする人はいるはずも無く自然にそうなることは仕方ありません。
中国には新型の機械が入っていて特別遜色ない生地が作られているのですが、日本の旧型織機で作るものと比較した時に何か違いを感じました。糸の番手や本数が一緒であっても何か風合いが違うのです。
その原因は製作工場を廻る事で判明しました。織機の構造の違いによるもので、横糸を入れるときにサイドの生地耳をしっかりと押さえ、テンションを掛けて横糸を詰め込んでいくやり方で織っていくことで締りのあるものに織り上がるのです。
この旧織機は日本で織物産業が盛んであった時代は最もポピュラーに使われていたものですが、今や貴重な存在となっております。
しかも当社のある静岡県西部地方は繊維産業が盛んであった地方であり、後に自動車産業に発展した織物機械産業も必然的に多くあったようです。この生地を織る織機も実はこの地域で開発製造された機械を使っております。
麻生地制作1
麻生地制作2
麻生地制作3

織り上がった生地は洗いにかけて仕上げています

織り上がった生地は今度は洗い専門の別工場に移されます。
織り上がったばかりの生地は硬すぎてしまうためこの仕上げ工程により柔らかさを出していきます。回数を重ねる程柔らかくはなりますが今後の洗濯のことも考慮してやり過ぎは生地を消耗させるだけとなってしまいます。其の辺の加減はプロの経験便りとなります。
ヘンプはリネンに比べて糸が太く、硬さがでますので丈夫さという面ではさらに強いのですが、なるべく柔らかさを出す目的と製品になった後も洗濯時の縮みを抑えるために重要な工程となります。リネンのスべっとしたしなやかさとは違ったヘンプの特徴であるサラット感を残した柔らかさに仕上げています。
余計な薬剤は使用せず無添加。静岡県天竜川水系の天然水で洗い上げております。
本麻生地制作1
本麻生地制作2
本麻生地制作3

キルティング縫製加工も日本で行っております

当社のヘンプ敷パットはキルティング縫製も日本の某専用加工所で行っております。
使用する綿の状態や生地の特質などを考慮して速度調整を行い、熟練した専門職人の技が
要される工程です。当社の麻敷きパットは柔らかな麻綿をふんだんに入れ込むためワタが伸びて
しまったりムラができやすく非常に手間がかかります。実際の縫い上がりで綿量がどのくらいに収まっているのか
確認しながら1反づつ丁寧にマシン通ししていきます。
本麻敷パット制作1
本麻敷パット制作2

麻綿も日本で製綿したものを使用しています

当社のヘンプ敷パットの中身は中国産のラミーを日本で精製・製綿しております。
日本では古くから麻の産地でもあり、加工産業も盛んな滋賀県近江地方の専門工場に
作っていただいております。
当社で他に扱う、プレミアムリネン敷きパットの中綿500グラム入り、これでも通常よりは増量タイプと言える量ですが、このヘンプ本麻敷パットではシングルで800g・セミダブルでは960gも使用しております。
あまりに綿量が多過ぎると洗濯機に入らなくなってしまいますし、ワタをフェルト状にしてあるものですと乾きが悪くなるなどの問題も考え、当社では通常の製綿状のもので、ご家庭の洗濯機でも洗える分量ということも考慮しておりますので安心してご利用いただけます。
麻綿は高価であるがゆえ分量をひかえてしまっているとせっかくの麻の良さが十分に発揮されないという当社の考えで多少値段が高くなっても天然素材の凄さを存分に味わって頂くために製品化しております。
本麻敷パット中綿1
本麻敷パット中綿2
本麻敷パット中綿3

こうして出来た無農薬・無添加ヘンプ本麻敷パットの価格

ベッドパットとしても敷パットとしてもご使用できます
ヘンプ本麻敷パット
○収縮仕上げ加工してあります。(ご家庭で丸洗いしても大丈夫)
○自社企画で中間業者の仲介なしだから格安価格を実現させています。
「原綿精錬のプロ」・「製綿のプロ」・「織機のプロ」・「生地仕上げのプロ」・
「キルトのプロ」・「縫製仕上げのプロ」
国内の加工所だけでも6箇所の厳選された工程別のプロの手を渡り出来上がっている敷パットです。
その他にも外国の栽培農家と撚糸家も関わっている匠の技が結集した製品が出来上がりました。
ヘンプ麻100%敷パット
麻わた100%敷パット

ヘンプ本麻敷きパットS

(シングルサイズ100×200)
新品時:(丈)205~210cm(幅)103~105㎝
表生地:ヘンプ麻100%
裏生地:綿100%
中綿:ラミー麻100%中綿量:約800g
日本製(日本のモノづくりを守ろう)
価格:¥25.000(税込価格)別途送料

ヘンプ本麻敷パットSD

(セミダブルサイズ120×200)
新品時:(丈)205~210cm(幅)123~125㎝
表生地:ヘンプ麻100%
裏生地:綿100%
中綿:ラミー麻100%中綿量:約960g
日本製(日本のモノづくりを守ろう)
価格:¥29.000(税込価格)別途送料
【ご理解いただきたい事】
当社ヘンプ麻敷パットは着色することなく、天然色をそのまま使用しております。
そのため、制作ロットによる多少の色の違いが生じることは避けられないものとなります。
また、洗濯時の乾きや素材の特性を最大限に活かすためフェルト綿ではなく製綿綿にしています
ので使用に問題ない程度の厚さムラが生じていることがございますがこれも製造上どうしても
完璧には避けられないものとなります。

お洗濯をする場合は中性洗剤をご使用いただきます事をお勧めいたします。
漂白剤などの酸性の強い洗剤を使用致しますと製品を傷めてしまいます。
(水洗いによる収縮が発生いたしますので予め10cm弱長めに仕上げております)

この点をご理解の上、ご使用していただきますようお願い申し上げます。
品質表示について】
※表生地はヘンプ100%の生地を使用しておりますが、日本の品質表記法上、リネンとラミーだけが麻表記できるものとして指定されているため品質表示タグでは(指定外繊維)という表記になっております。

ヘンプ本麻敷パットについて杉屋へコンタクト