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寝返りの大切さ

寝返りの大切さ

睡眠時間8時間に対して一晩で20回くらいが理想と言われる寝返り。
無意識にしていることが多い寝返りですが、私たちの体にとって非常に大切な動きの1つだと言えます。
ただ、理想とされる寝返り回数もあくまでひとつの目安です。
寝返り回数は寝具によってある程度コントロールすることも可能なのです。
なぜ、人は寝返りをするのか?それを知ることで。どのような寝環境が必要なのかが自ずと解ってくるはずです。

体液の循環を促す

寝ている間に一度も体を動かさず同じ姿勢で眠り続けていると、下になっている部分にずっと体重がかかることになります。
朝起きると腕が痺れていたりする経験があると思います。
硬い布団では短時間でそのようなうっ血状態になりますので夜中には何度もそれを回避するために寝返りを打ちます。
長時間体重がかかり続けると、血液やリンパ液などの循環が悪くなってしまい体に様々な
悪影響を及ぼしてしまいます。
このような循環系の働きを損なわないためにも、私たちの体は寝ている間に無意識に寝返りを行っているのです。 
 

体の歪みを整える

頭の重さはそれぞれ異なりますが、平均すると成人で7kg~8kg程あると言われています。
約8kgもある頭を1日中支えていると、頚椎や椎間板、筋肉に負担がかかり体に歪みが生じてしまうことがあります。
その歪みを改善するためにも寝返りは欠かせません。
その日に生じた体の歪みを整え、筋肉や骨を休ませるためにも寝返りは役立ちます。 
 

温度や湿度を調節する

長時間寝ていると、寝具の中は温度や湿度が高くなってしまうことがあります。
この温度や湿度を調節するためにも寝返りは役立ちます。
寝返りをすることで寝具内に対流が生じ、程よい温度と湿度が保たれるようになります。
快適な寝床内環境は温度33度前後、湿度50%前後です。
これを保とうとする行為が寝返りなわけですが、寝具本体の素材感が大切なのはもちろんのこと
肌に直接当たるカバーなどの素材も実は寝返り回数に大きく影響しています。 
 

スムーズな寝返りのために

睡眠時の姿勢は、体が緩やかなS字カーブを描く姿勢が体への負担が少ない姿勢だと言われています。
低反発やふわふわとしたワタ状の寝具だと、尻部分を中心に深く沈み込んでしまうことがあるので、寝姿勢が崩れ体に負担がかかってしまいます。
また、体が深く沈み込むことで、睡眠時の寝返りが打ちにくくなってしてしまう原因にもなります。
スムーズな寝返りをするためには、柔らかさのはあっても反発してリフトアップしてくれるような素材でなければなりません。

反対に、柔らかく寝姿勢を崩し、寝返りが打ちにくくなることを避けようと今度は硬い目のものをということになるわけですが、これまた体圧が一点に集中し過ぎてしまい。体はリラックスできません。また敷ふとんが硬すぎると、特に横向き寝の姿勢は長時間取ることができず寝返り回数は増えてしまう傾向となります。 寝返りは大切と言っても多すぎれば眠りは浅くなり睡眠の質を低下させることとなてしまうわけです。
上記で述べているような寝返りの必要性は就寝中に無意識におこなっている不快や負担を避ける為の行為です。通常の生活環境の下ではどんなに優れた寝具を使っても完全にこの不快を取り除くことは不可能でありますから、できるだけ不快を取り除き、極力寝返り回数を減らしていくと考えていくのが順当な考え方と言えるのではないでしょうか。


 

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