羽毛の品質ラベル(日本羽毛製品協同組合)の記事
[カテゴリ] 羽毛布団関連
[更新日] 2012/10/2
先日、たまたま業界新聞を目にする事があり、そこに面白い記事が出ていました。
羽毛ふとんの中身である原毛を指標する日本羽毛製品協同組合が発行しているラベルについての事です。
羽毛ふとんに付けられているプレミアムゴールド・ロイヤルゴールド・エクセルゴールドといった日本製信頼商品とされるゴールドラベルが付いている商品を全国の店頭や通販で試買いして、日本羽毛協の品質基準がしっかりと守られて製品化されているかどうかという抜き打ち検査をしたらしい。結果は、52点中18点に違反があったという事です。比率にして約35%です。
しかも、高級品とされるゴールドラベルだけです。
他の商品はいったいどうなってしまっているのだろうといった感じです。
この事を、消費者の皆様はどう感じますでしょうか?
もっとも日本羽毛協にとっては、自らが発行したラベルの信頼性を維持しようと行ったはずが、逆にラベルの信頼性の無さを証明してしまった結果となってしまいました。
通販業界など顔の見えない販売方法では、この指標を前面にアピールして盛んに販売されているようですが、その一方、日本で最も有名な寝具メーカーは羽毛協同組合の会員でありながら自社製品にはこのラベルを付けていないというのもこの記事からしても納得のできるところです。
販売している小売業者はまさか自分が違反品を販売しているという自覚すらない事が多いかと思います。
日本に入ってきている原毛も実際には様々なルートから様々な品質のものがありますから、これらを全て把握する事は困難ですし、日本羽毛協が羽毛の品質に統制を執ろうにも限界があり、イタチごっことなってしまうのは仕方のないところだと思います。結局、最終的には、人の信用を借りるのではなく自分の目を養い、自分の責任で確かめるしかないという事ではないでしょうか。
羽毛ふとんの中身である原毛を指標する日本羽毛製品協同組合が発行しているラベルについての事です。
羽毛ふとんに付けられているプレミアムゴールド・ロイヤルゴールド・エクセルゴールドといった日本製信頼商品とされるゴールドラベルが付いている商品を全国の店頭や通販で試買いして、日本羽毛協の品質基準がしっかりと守られて製品化されているかどうかという抜き打ち検査をしたらしい。結果は、52点中18点に違反があったという事です。比率にして約35%です。
しかも、高級品とされるゴールドラベルだけです。
他の商品はいったいどうなってしまっているのだろうといった感じです。
この事を、消費者の皆様はどう感じますでしょうか?
もっとも日本羽毛協にとっては、自らが発行したラベルの信頼性を維持しようと行ったはずが、逆にラベルの信頼性の無さを証明してしまった結果となってしまいました。
通販業界など顔の見えない販売方法では、この指標を前面にアピールして盛んに販売されているようですが、その一方、日本で最も有名な寝具メーカーは羽毛協同組合の会員でありながら自社製品にはこのラベルを付けていないというのもこの記事からしても納得のできるところです。
販売している小売業者はまさか自分が違反品を販売しているという自覚すらない事が多いかと思います。
日本に入ってきている原毛も実際には様々なルートから様々な品質のものがありますから、これらを全て把握する事は困難ですし、日本羽毛協が羽毛の品質に統制を執ろうにも限界があり、イタチごっことなってしまうのは仕方のないところだと思います。結局、最終的には、人の信用を借りるのではなく自分の目を養い、自分の責任で確かめるしかないという事ではないでしょうか。