計測の大切さ再認識/ベッドマットの買換え
[カテゴリ] お客様納品例(ベッド等)
[更新日] 2008/10/2
先日こんなケースのお客様があった。ベットマットが古くなったので買換えに来店された。以前どこかで硬質タイプのマットを購入したが、硬すぎて腰がツライという事で結局古いマットを使っていたがそれもさすがに古すぎて腰が沈み込み腰がツラクなってきたということだ。よくよく話をきいてみると、腰のヘルニアの手術を受けているらしく、硬いマットはダメだから柔らかいマットをご希望されていた。ご希望どおり体圧分散タイプの中でも柔らかめのタイプをお勧めし、購入して頂いた。ところが、翌日TELがあり、肩から首にかけて痛みが出てしまったとのことだ。 どうゆうことかと思い直ぐにお客様の家に訪ねてみた。枕が高すぎるのでは?と思い枕をみせていただくと3~4cmほどの低い枕だ。使い方に問題があるとすると、マットの上にさらに羊毛パットを敷いてお使いになられたことくらいだった。マットが柔らかめになったので体全体が落ち込んだために枕が高い状態になっているのではないかと思い、その場でお客様のまくらの中綿を抜き、さらに低い枕へと調整し、羊毛パットは外してください。ということで様子を見てもらうことにした。翌日コチラからTELをして どうでしたか?「駄目です。寝られませんでした。」 う~ん少し考えた。思い直してみると体型計測をしていない。お客様が柔らかいマットをすでにご希望だったために計測無しで話が進んでしまっていた。もしかしたらと思い、もう一度来店してもらうようにお願いした。計測してみると発見があった。(首が痛い)=(枕が高い)ではなかったのだ。このお客様の場合高い枕でないと合わないタイプだった。そこで再度オーダーメイド枕でお客様に合う高さのある枕を作って、とりあえず試していただき、それでもし問題解決できたら買っていただくことにした。自分も専門屋としてただ買ってもらいたいだけと思われたくなかったですし。。。。翌日もう一度結果を尋ねると、良く寝られたそうです。安心しました。結局こうゆう事だったのです。【マット購入前】 (体が沈み込むヘタリがあるマット)+(低い枕) →体全体が沈み込み高い枕をしている状態で、首の高さはたまたま合っていた。腰が沈み腰への負担を感じていた。【マット購入後】(柔らかいマットだが体圧分散されるマット)+(低い枕) →腰の沈み込みがないので体全体が真っ直ぐになり、枕が低すぎる状態となった。枕を高くすることで、体全体が良い寝姿勢に。枕と敷きふとんの関係がマトモニ現れたよい例だと言える。やはり体型を計測して見ないと分らない。計測の大切さを再認識しました。 by 快眠アドバイヤー