2層式羽毛ふとんの修理
[カテゴリ] 羽毛布団関連
[更新日] 2010/9/24
掛川市のお客様よりデュアルキルト(2層式)の羽毛ふとんの部分修理依頼。
真ん中だけが凹んでしまったので、今回は真ん中の1列に足し羽毛した。
基本的にはこのような修理方法は余りおすすめはしておりませんが、
今回は羽毛の状態や使用年数、側生地のの状態などからしての判断で稀なケースとなります。
1列と言ってもこの作りは2層式なので2列に吹き込んでいくことになる。
襟元だけの作業と違い、2層式の1列だと少しだけ難しくなる。
今回の羽毛はご覧の有名メーカーのもので、中身もまだしっかりしていたので、引き受けました。
真ん中だけが凹んでしまったので、今回は真ん中の1列に足し羽毛した。
基本的にはこのような修理方法は余りおすすめはしておりませんが、
今回は羽毛の状態や使用年数、側生地のの状態などからしての判断で稀なケースとなります。
1列と言ってもこの作りは2層式なので2列に吹き込んでいくことになる。
襟元だけの作業と違い、2層式の1列だと少しだけ難しくなる。
今回の羽毛はご覧の有名メーカーのもので、中身もまだしっかりしていたので、引き受けました。
まずは、投入口を最小限にするためにピンポイントで位置を決め5㎝ほど口を空けます。
ここに空ければ、この口から3列全てに吹き込みができます。
投入開始。デュアルキルトなので送風パワーをなるべく低く設定します。
今回投入する原毛は品質表示と同じハンガリーグース93%です。
上層マスには30gづつ、下層マスには18gづつ入れていきます。
羽毛布団はたくさん羽毛が詰まっていれば良いというものではありません。多少のゆとりがマスの中にないと返って肌着きが悪くなります。ここの加減は感が頼りです。後は投入口を閉じれば完成です。