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睡眠環境診断士第1号メンバー資格更新

[カテゴリ] 快眠アドバイヤー録
[更新日] 2011/3/3

横浜へ出張でした。3年前に取った睡眠環境診断士の資格更新がありました。







今回16回目の睡眠環境フォーラムで新たに試験を受けに来ている人達に混じって講義を受けました。

3年前の復習という事になるわけですが、講義内容も少しアレンジされていたりして

新鮮に受ける事が出来ました。















今回更新に来ている人達はほとんど顔なじみの人ばかりで、睡眠環境診断士としては

日本で一番最初に誕生したメンバーです。

ですから主催側も初めての更新メンバー受け入れという事になりますので、

少し不慣れな点があったように思いました。

今回の講師人は、工学博士、理学博士、医学博士の方達です。

その内の工学博士の教授が言っていました、寝具業界の人が多かったので言われたのですが、

「寝具業界は遅れている。」「サイエンスがない」と。全く同感でした。

大手メーカーと言っても、さほど研究されてきたわけでもなく、

売り手側の利益追求や話題性を重視した物づくりが野別幕無に行われてきたような過去は否めないと。。。。



私も思っておりましたし、以前は私自身もそのような商材に則って商売をしてきました。

売れるものを創るとか売れるから作る。といった物づくりは、実は消費者の事は考えておらず

全て後付け的に考えられて作られてきた物が多いように感じる。

物余りの現代においては、製造コストの削減ばかりが競われ人件費の安い国に製造を移行され

裏付けのある物づくりとは程遠い現実になってしまっている中、

これまでのやり方はすでに限界を迎えていて、この先は通用しないであろう。







実際にこの睡眠環境診断士の資格が出来た3年前のメンバーは大手メーカーを含め、

ほとんどがメーカーの人間が多かったことをみてもいかにこれまでこのような専門機関が無く、

また各メーカーにおいても乏しい研究内容であった事が伺えるわけです。

少なくともここに参加していたメーカーだけでもプライドを持った物づくりを実現し、

良いものを世の中に広めて、寝具業界の存在意義を示して頂きたいと思います。